エコ建材について
「木材・無垢・国の基準を満たしている・・・」は、必ずしも安全とは限りません !
工事に発生する可能性のある化学物質が1000種とも言われていますが、それに対しホルムアルデヒドだけ基準がある現法では、対策の機能は果たせていません。「新築直後から不登校児になった」など原因不明の子どもらしさを失くす子はシックハウスかも知れません。家族の身は家族で守るということです。
<対策>
「国の基準を満たしています」の言葉に惑わされてはいけない。合板で家と家族が短寿命!
防蟻処理や外部木材に使う薬剤に注意が必要です。
業者は植物「系」だとか「人体に無害」など根拠の無い発言をしてきます。
<対策>
業者へ使用した薬剤の「成分表」の提出を依頼し、当団体へご相談下さい。
木造住宅と言っても接着剤で貼合せた集成材や輸入材、国産無垢にも多くが有害な薬剤漬けなのはご存知ですか。
自然素材というと聞こえは良いですが、野菜と同じで一般的には「カビ・虫・腐る」の薬剤が多く使われています。
左官材にも同様にカビ・割れ防止等の接着剤などが含まれています。
<対策>
使用材にどんな「防カビ・防虫・防腐等」の成分データを取寄せ、不安な場合ご相談下さい。
ユニット製・バス・洗面・キッチン、ビニールクロスは論外。
左官材やクロスに使うパテも要注意。家具や建具も集成材や付板(表面皮貼り)が多く、木部も防腐・防虫・防カビ剤漬けの輸入材が殆ど。
<対策>
有害薬剤未使用の無垢と安心な糊や塗装を使う当団体へご相談下さい。
給水・給湯・排水管に塩ビ樹脂(環境ホルモン・重金属・瞬間接着剤)や銅管(半田付けから重金属)が水やお湯に溶出します。継ぎ目に使う瞬間接着剤は健康住宅が化学物質で室内空気汚染されることに。
水栓金物の継ぎ目にも鉛が使われています。
<対策>
給水・給湯管はステンレスが一番良い。
改築などで交換が無理な場合は使用蛇口に高性能(0.1μ等)な浄水器を付けましょう。
排水管はポリエチレン、ポリブデンなどが理想ですが、困難な場合接着剤を極力リスクの少ないものにして排水管の接着臭気を最小限にしましょう。
メンテナンスが多いと建て替えが早まる → もったいない!
新建材の家は30年程で建替が必要な短命住宅。
30年で建替ということは、定期的な修繕が何度か必要になる「銭食い虫」だという事を覚悟しなければならない。
<対策>
日本では湿気や虫に強い成分を持つ国産の無垢の木を使うことが、危険な薬剤を使わない家にする基本です。
流れる空気に構造部材が触れる100年以上の耐久性実績ある民家風の伝統建築物は湘南にも多く存在します。
また「本物の樹」が室内の空気を優しく健康に保ってくれます。
家と一体化したFRPバルコニーは将来雨漏れの危険性大!
屋上やバルコニーの防水保障は10年で切れ、10年後から5年毎にメンテを行う必要があるものなのです。
<対策>
本体と別に後付タイプのバルコニーを設置した方が良い。(笠木や構造の接続部分の水処理に注意が必要です)
壁のサイディング、弾性リシン、ジョリパット類は10年毎、サイディング目地は5年毎、破風・軒天はペンキ仕上げなので5年~7年毎にメンテが必要です。
放置すると壁内に雨水浸入し劣化を加速します。
<対策>
神社仏閣や民家に使われてきた耐久性実績のある割れ防止改良された漆喰がお薦めです。