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化学物質過敏症を知る(3)

エコ・リフォームをお考えの方が同時にもっとも心配される事柄として化学物質過敏症の問題があります。
化学物質過敏症は「気のせい」だとか「心配しすぎ」と片付けられがちですが、重篤な症状を引き起こす可能性がありますので、正しい知識をもって対処することが必要です。

シックハウス予防策は進むが

 厚生労働省が室内空気中の化学物質濃度の指針値を定めるなど、国はシックハウスの予防策を講じつつあります。
 しかし、指針値が達成されなかった場合に業者を罰する法律はありません。シックハウスの被害者が裁判を起こしても、十分な補償を得ることは非常に困難なのが現実です。

CS発症のトリガー(誘発する、刺激、誘因)

 現状では59%がシックビル、21%が殺虫剤、8%がトルエンなどの有機溶剤(北里研究所病院症例)
また、近年ではアフリカの黄砂や室外大気汚染による影響が増加傾向にある。(北里研究所病院)
さらに、① 喘息等の呼吸疾患 ② 膠原病・神経痛 ③ 難病の発作 ④ 飛来殺虫剤
今までは室内ガスばかりにとらわれてきたが、これからはoutdoordustの問題になる可能性がある。


今苦しんでいる患者への緊急対策を

 化学物質過敏症は、発症のメカニズムが十分に解明されておらず、疾患の存在自体について、医学界での意見が分かれています。
 しかし、米国においては、政府や医学界が、この疾患を公認する方向で動きつつあります。
 日本においては、「シックハウス」が社会問題化したことに伴い、厚生労働省が室内空気の化学物質濃度に指針値を設けるとともに、シックハウス症候群の研究班を発足させるなど、一定の取り組みを進めています。国立療養所南岡山病院などには、化学物質過敏症を診断・治療できる施設が設けられました。
 また、環境省も、この疾患についての研究班を設けています。
 しかし、国の施策は、この疾患の予防策や、疾患解明への研究が中心です。既に発症してしまい、今、苦しんでいる方々への直接的な支援策は、残念ながら、ほとんど行われていません。


治療

クリーンルームに入ると初期悪化が起こる(体内血液内の有害化学物質のサーキュレーション)=毒物が廻る。

チャレンジ=微量暴露(負荷はホルムアルデヒド・トルエン・ニコチン・カーバメート) 脳の酸化ヘモグロビン値により判定

自己対策 ・自己治療
① 換気が第一
② 散歩20分
③ サウナ・お風呂 (39度など熱すぎない温度・半身浴・長めに)
これでそんなに悪化する前に症状が軽減してくるという。

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