家庭で出来るアレルギー対策と治療を考える
家族にいろんなアレルギー症状が出たことをきっかけに、エコ・リフォームをお考えになる方が増えています。
もちろん自然素材等をできるだけ使用して環境をよくすることは一番重要ですが、ご家庭でできるアレルギー対策も並行して行っていきましょう。
~シックハウスリスクのアドバイス~
まず室内の換気を良くし、有害物質を希釈し、排気を心がけることです。
風の少ない時など窓空けと換気扇を複数併用すると効果的ですが、冬寒いことと、仕様材の有害なものほど構造材等の薬剤、合板下地、床下の白蟻駆除剤など有害な空気まで室内に引き込むことのなるので注意が必要です。
専門家から相談を受けられるのがベストです。(いろんな専門家がいますからしっかり見極めてください。)
「食」も「住」もそうですが、リスクの高いものから極力避け、体外から排出することを心がけるのが理想です。外気にもディーゼルガソリンの浮遊物等、有害なものが完全には避けられないのはご承知の通りです。
わたくし事を例にしますと、米は3部か5部付きにし、根モノ(葉ではなく)や醸造・醗酵期間の極力永いものをたまに見つけては味噌、梅干、ぬかなどを購入しています。
体内を浄化し、自然治癒力を高めるためになるべく自然食をいただいています。
~重度・軽度アレルギー共通のアドバイス~
自己対策 ・自己治療
① 換気が第一
② 散歩20分
③ サウナ・お風呂 (39度など熱すぎない温度・半身浴・長めに)
※ 治り始めは初期悪化する傾向あり。驚いて薬を急いで投与することが無い様判断は慎重に。
~喘息やアレルギー共通のアドバイス~
<生活の心がけ>
喘息は乾布摩擦などの皮膚の鍛錬・吹奏楽などの腹式呼吸を覚える呼吸の鍛錬・水泳や山登りなどの体の鍛錬が効果的です。(口に銜える部分プラスチック等に注意)
喘息の場合つい効き目の高い薬を常時余計目に投与しがちになりますが、患者の症状にあわせて極力最小限にしたいところです。しかし症状は気候や条件などで深刻な症状の悪化を引き起こしますので注意が必要です。
いずれのタイプも、身体の根本的な治癒能力(自然治癒力)を高め、同時に原因物質である危険な有害化学物質や、食品添加物を極力避けることが大切と言えます。
それには必要な情報か否かを判断する目を養っていきたいものです。
~簡単に治す薬などない!心構え~
◎ 人によっては過酷な治療や症状について、大変個人差があり、表面上の治療薬(かゆみや咳止め等)や抗生物質等だけに頼るとむしろ治療が長引くことが予想されます。さらにストレス等で他の病気へ進まない為には、現状の症状を受け止め、気持ちを「症状改善」から「悪化させなければいつかは治る」というくらいの、永く付き合っていく心のゆとりも一緒に持ち合わせたい。