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食品・生活用品の添加物について(1)

エコ・リフォームとは直接関係ありませんが、アレルギーの原因物質はいたるところに存在しています。
食品添加物はもっとも注意すべきもののひとつです。

食品添加物の危険性 食品添加物の使用目的と問題点

1.保存料

保存料として一般的なものには、「ソルビン酸(カリウム)」「安息香酸(ナトリウム)」「プロピオン酸(カリウム・ナトリウム)」がありハム、ソーセージ、漬物、マーガリン、清涼飲料水などに幅広く使われています。
同じく保存料の仲問で、防カビ剤があります。柑橘類の防カビ剤である「OPP(オルト・フェニル・フェノール)」rTBZ(チア.ベンタ・ゾール)」は、果物の表面に塗布されるいわゆるポストハーベスト農薬です。輸入ものに使われています。いずれも発ガン性があります。

2.着色料

着色料でもっとも代表的なものはタール色素と呼ばれるものです。
典型的な合成添加物で、石油や石炭のあの真っ黒いタールから作られます。食品の表示欄に「赤色○号」とか「黄色○号」とあればタール色素です。菓子、清涼飲料水をはじめ多種多量に使われています。
タール色素は現在12品目ありますが、過去に多くの品目が発ガン性やその他の問題で使用中止になってきています。現在使われているものも決して安全とはいえず、ほとんどがラットの実験において染色体の異常を起こしています。最近では花粉症やアレルギーの原因となったり病状を悪化させるという報告があります。その報告では、「赤色2号」「黄色4号」に花粉症を悪化させる作用があり、1日O.1mg/Kg以上が体内に入ると急激に悪化するそうです。花粉症、アトピー性皮膚炎、喘一自、じんましんなどアレルギー性の疾患をもつ人は極力避けるべきです。

3.発色剤

着色料と似たものに発色剤があります。着色料は色素で染めるわけですが、発色剤は食品中の色素と反応させて色を鮮やかにするものですから、ちょっと異なります。
発色剤には、「亜硝酸ナトリウム」「硝酸カリウム」「硝酸ナトリウム」があり、ハム、ソーセージ・べ一コン・イクラなどに使用されています。
特に「亜硝酸ナトリウム」はもっともよく使用されていますが1発ガン性の疑いがある劇薬です。チアノーゼ(血液中の酸素欠乏で皮膚や粘膜が青色になる症状)を起こすといわれています。

4.漂白剤

同じく色に関する添加物に漂白剤があります。これは文字どおり白くするものですが、白色素による着色ではなく、薬品の還元’酸化作用でむしろ他の色を脱色させるものです。
白いほうがなんとなくおいしそうに見える食品、たとえばかまぼこ、はんぺん、イカのくんせい、かんぴょう、こんにゃくなどに使われます。また果実缶詰用にも使われます。さくらんぼや桃をシロップ漬けにするときは漂白しないと美しく漬からないためです。
代表的漂白剤は「亜硫酸塩」「さらし粉」「過酸化水素」で、殺菌剤としても使用されます。漂白剤にもかなり危険なものが多く、染色体異常を起こしたり発ガン性のあるものがあります。

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